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参議院選挙がスタートしています。昨夏の政権交代劇からはや9カ月。鳩山首相から菅首相に、民主党の中でも政権交代を行って臨んだこの参議院選挙。支持率の回復をみたといっても、消費税増税がにわかに大きなテーマとなったこともあり、民主党に対する期待がどれだけ広がるかは未知数です。
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選挙制度も難しいですよね。色々な方とお話をしていますが、比例代表の仕組みが今一つ理解できていない方が多いようです。比例代表は全国区となっていまして、日本の方であるならば、誰でも政党名や個人名が書けるという選挙です。ですから今までは、全国組織の代表者が立候補したり、組織はないが集票が期待できる有名人が立候補したりというケースが多くありました。
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今回の選挙でも多くのタレント候補が立候補していますね。単にタレントだからといって、駄目だとレッテルを張るのは良くないと思います。仕事ができるかどうかは未知数なのですから。問題は全国区であるが故に全国的に有名な人でなければならず、その結果として知名度の高い人と言えば有名人にならざるを得ないというこの制度のあり方です。
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そしてもっと言えば、参議院のあり方として「衆議院のカーボンコピー」という言葉がよく言われますが、それで果たして「良識の府」と言えるのかという疑問があります。
元々参議院は衆議院のチェックを行う機関として存在しているのであり、任期も6年、解散なしというふうに身分が守られているのは、長い期間をかけて大所高所から議論をするものだという考え方から出発しているからです。憲法のあり方とか、外交のあり方とか、もちろん税制のあり方とか国の行くべき方向性をしっかり議論する場所として存在するのであり、各政党の考え方に縛られていては、自由に議論をすることができず、その責任を全うすることはできないと私は考えます。
有識者というとどの範囲までをいうのか分かりませんが、日本中の知識人を集めた、ハイレベルな参議院となるよう改革が必要です。そうでなければ参議院不要論を論破することはできません。比例代表の候補者の選挙カーがこの豊島区を通るのを見るにつけ、そんなことを考えています。そうは言っても、この選挙の結果次第で政界再編への引き金が引かれるかも知れません。私は固唾をのんでこの選挙の結果を見守っています。
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